Windows Vistaで8.3形式の短いファイル名を生成しないようにする(多分XPとWindows7でも可)
最近のWindowsでも、古いアプリとの互換のためか、「LONGFI~1.LOG」みたいな不自然な名前のファイルが見つかることがあります。というのも、デフォルトの状態では、そんな8.3形式*1が生成される仕組みになっています。
例えば、「long file name log.log」という名前のファイルが存在する場合、同時に「LONGFI~1.LOG」という名前のファイルも存在するということです。
実際問題、現状で8.3形式のファイルを扱うアプリなんて使う人はほとんど*2いないだろうから、こんなものは邪魔な機能でしかないので、8.3形式のファイル名を生成する機能は停止させてしまいましょう。
参考:8.3形式の短いファイル名を生成しないようにする − @IT
対象OSは、Windows Vista、Windows XP、そして確認していませんがWindows7でも対象となると思います。
Windows Vistaの場合、コマンドプロンプトを管理者として実行しないといけません。
C:\Windows\system32>fsutil behavior query disable8dot3 disable8dot3 = 0 ### デフォルトでは、8.3形式の抑制をOFF、つまり8.3形式のファイル名を生成します C:\Windows\system32>fsutil behavior set disable8dot3 1 ### 実行結果はなにも表示されません C:\Windows\system32>fsutil behavior query disable8dot3 disable8dot3 = 1 ### disable8dot3が「1」ならば、成功です。(8.3形式のファイル名を生成しません)
とまぁ、余計なファイル名を生成しないということは、SSDにも優しいんじゃないでしょうか。