せっかくscansnapを買ったので使ってみた(裁断からスキャンの設定・テキスト認識の設定まで)

先日ScanSnapを購入したのだけど全然使っていない状態が続いていたのだけど、時間が確保できたので裁断&スキャンに挑戦してみた。

本を用意する


裁断(バラ)す対象の本たち。ほとんど、ブックオフに持って行くのは微妙なのでせっかくだから電子データとして残ておく、という感じ。

裁断機をチョイスする(PK-513L)


裁断機PK-513L。コレちょう強い。切れ味すごすぎ要注意。でも重い(13kg)。

でも、実際にScanSnapを使っている人たちはこのPK-513Lを使っている人が多いので、良い選択肢じゃないかと思います。

■参考(裁断機にPK-513Lを使っている方々)
裁断機 PK-513L で本を 100冊裁断してみた - 経験した 9つの失敗とその回避方法
scansnapと裁断機を買って本を電子化しまくる

本を裁断する


それでは、実際に本を裁断してみようと思います。選んだ本はまぁ画像のとおりです。*1


背面を切断。約220ページ・110枚くらいの文庫本ですが、スッパリ切断されています。背面を裁断した後は、表紙の折り返しだけを裁断すると、表紙のスキャンのときにいいかもしれません。

スキャン設定・スキャン開始


スキャンの設定をしたらスキャンを開始します。本体のボタンを押すだけでスキャンが開始されます。かなり楽ちん。ちなみに設定は以下のとおり。

  • 画質:スーパーファイン
  • カラーモード:自動(原稿ごとにカラーと白黒を自動判別してくれる)
  • 継続読み取り:有効(本体には50枚までしかセットできないので、50枚を超える本を1つのPDFファイルにするにはこの設定が必要)
  • テキスト認識して検索可能なPDFにします:チェックなし(テキスト認識は時間がかかるので、後で行う)
  • 原稿サイズ:サイズ自動検出(面倒なので)
  • 圧縮率:3(デフォルトのまま)

テキスト認識について

スキャン後、ScanSnap Organizerを起動して、テキスト認識させたい本のファイルを選んで右クリックから「検索可能なPDFに変換」を実行すればOK。複数ファイルを一気に変換できる。ただし、かなり重い処理なので、10冊単位で変換かけるときは寝る前とかにした方が良さそう。というか、検索が必要になるのは技術系の専門書くらいですかね。

スキャン結果


これが表紙。


これが本編。

どちらも、PC上で倍率200%で表示したところをiPhoneで撮影しました。余裕で読めます。あとは付属ソフトのScanSnap Organizerでテキスト検索できるPDFにすればOK。*2

で、出来上がったPDFファイルは文庫本モノクロ224ページで約12.4MB。いまどきはHDDの容量も増えてきたので、スーパーファインで良いと思います。

おまけ


これ、読み返してみたけどスゴ本だわ…

お勧めの組み合わせ

僕が使ったScanSnapはS510なので1世代前のスキャナですが、今ならS1500というモデルが発売されているのでそちらの方がいいですね。あと、裁断機はPK-513Lをセットで買えば、ScanSnap生活*3が満喫されることでしょう!

*1:よくお世話になりました

*2:取り込み直後でもテキスト検索できるPDFにすることはできるけど、あとでまとめてテキスト検索できるようにした方が効率がいい。と思う

*3:自炊生活というやつか