iPhoneアプリのiDicを購入して、EPWING形式の辞書を導入してみた

2011年10月23日追記:iDicのバージョンが新しくなり、このエントリの方法が使えなくなりました。
修正版をこちらに書きましたので、修正版をご覧ください。

iPhoneアプリのiDicを購入して、EPWING形式の辞書を導入してみた(手順修正版)


毎度ながらエントリタイトルのまんまです。結論から言うと、

でした。


iDic(公式サイト)からせっかく公式にiPhoneアプリとして発売された(600円)ので、そちらの製品版を使ってEPWING形式の辞書をインストールしようと思います。


手順的には、以下のようになります。

  1. iDicをiPhoneにインストール
  2. EPWING形式の辞書ファイルを用意する
  3. DiskAidを使って、iPhoneEPWING形式のファイルをコピーする


という感じです。


iDicはiTunesで普通に購入・インストールできますね。

iDic(iTunes)
iDic


次に、EPWING形式の辞書ファイルを用意します。市販なりWebなりで入手した辞書パッケージのインストールCDのどこかに、「DATA」と「GAIJI」フォルダが存在します。(辞書によっては、「GAIJI」フォルダは無いかもしれません)

その階層から一つ上のフォルダに移動すると、辞書名?のようなフォルダ名になっていると思います。ここでは仮に、「KOJIEN」フォルダとします。以下のような階層を想定します。

/ --+ (ドライブルート)
    |
    +-- KOJIEN --+ (広辞苑フォルダ)
    |            |
    |            +-- DATA -- …
    |            +-- GAIJI -- …
    |            +-- MOVIE -- …
    |
    +-- CATALOGS (CATALOGSファイル)

例えば、広辞苑の場合ならば上記のファイル・フォルダを準備します。


次に、DiskAidを使ってiPhoneにファイルをコピーします。

WindowsiPhoneをUSB接続し、DiskAidを開きます。そして、DiskAid左下のコンボから「Media Folder」を選択します。すると、以下のようなiPhone内部のファイルが表示されるはずです。

   Media
+-- ApplicationArchives
+-- DCIM
+-- Downloads
+-- iTunes_Control
+-- Photos
+-- Podcasts
+-- PublicStaging
+-- Purchases


上記のツリー構造の「Photos」フォルダに「iDic」フォルダを作成し、そこに先ほどのEPWINGデータをコピーします。(ドラッグ&ドロップでOKです)

僕の場合、他にも辞書をインストールしているので、iDicフォルダのもう一つ下に適当にフォルダを作っています。例にすると、こんな感じですかね。

   Media
+-- ApplicationArchives
…
+-- Photos --+-- iDic --+-- 01_KOKUGOJITEN -- …
|                       +-- 02_EIWAJITEN -- …
|                       +-- 03_WAEIJITEN -- …
|                       +-- 04_KOUJIEN --+-- KOJIEN --+-- DATA -- …
|                                        |            +-- GAIJI -- …
|                                        |            +-- MOVIE -- …
|                                        +-- CATALOGS
+-- Podcasts
…

これで、iPhoneからiDic経由で色んな辞書を使えるようになります。



■余談
iDicのアプリでは、Filezillaを使用して、iPhoneにファイルをコピーするのが正しい?方法のようですが、WiFi接続が必要な上に、どのディレクトリにコピーしたらよいのか皆目分からなかったのです。。。しかもディレクトリは文字化けしまくるし。。。