普通ではない事の優位性

Life is beautifulさんとこより。
「普通そういうことしないよ」という言葉の暴力
を読んで。

最近、コンペでプレゼンする機会があって*1、そこで割りと良い結果になったのですが、僕のプレゼンと言えばその中でも異色のようでした。

僕自身、特に特別な*2技法を用いた覚えもなく、自分の頭で「このコンペに勝つにはどうすれば良いか?」を考えた結果のプレゼンでした。で、そこで言われたのがやはり「普通のプレゼンじゃないよね」みたいな小言。

でも、コンペではそれなりに支持を集めたわけで、別に普通*3じゃなくても何の問題も無かった。*4


ここからが本題なのだけど、「普通」じゃないということは、それだけで優位だと僕は思っていて、「普通」じゃない時点ですでにその他大勢から抜け出しているわけです。「普通」のありふれたアイデアだと、そんなもの面白くもないし、数は大量にあるだろうからそんなもの何の優位性も無いわけです。*5

でも、「普通」じゃないというだけでニッチを狙えたり、新しい価値を生み出すことが簡単になる…いや、ちょっとこの表現違うなぁ。逆説的に言った方がしっくりくるか。えと、新しい価値とかニッチというのは、「普通」ではないところから生まれるものなんだ。

だからと言って「普通」じゃない→簡単に新しい価値が! という程単純でもないけど。思うに、そういう「普通」*6じゃないものが世に出てくるには、「考え抜かれた結果」であることが必須だと思う。てか、思考というプロセスを経ないと、ただの奇抜な思いつきなんですよね。

こちらの動画にもただ頷くばかりです。(Life is beautifulさんとこで紹介されていた動画です。中島聡さんと海部美知さんのトークショーのようです。)


話は戻るのだけど、コンペで支持を集めれた事実から「自分の感性は通用する!」と思ったのが大きな収穫でした。結局このエントリは何が言いたかったかというと、綾瀬はるかさんはカワイイということです。


追記:
トークショーの全ビデオのリンクがid:tasanobuさんのところにありました。
http://d.hatena.ne.jp/tasanobu/20080321


以下、私信とか
bonviさんとか我々はそういう面が武器だと思うので、有効に活用できる方法を模索することが必要と感じた次第ですよ。。

*1:http://blog.sugarstyle.net/?eid=630858

*2:感感俺俺メソッド

*3:ここで言う「普通」は、何の特色も無い面白く無いプレゼン。。

*4:ただ、その「普通」も支持を集めていて、やっぱり無難な選択をする保守的な人たちが大半なのだなぁ、と感じた次第。

*5:「長いものには巻かれろ」とか「寄らば大樹の陰」的なメリットはありますが。

*6:何回も鍵カッコ付きの「普通」が出て申し訳ない。僕に語彙とかセンスがあればもっと明確にこの概念を名詞化できるのだろうけど。