矛盾

僕は外勤という形態で働いていて、僕の会社が仲介会社を通して、外勤先の会社と契約している形になっています。
で、外勤先には仲介会社の社員さんも働いていて、その人がまぁ外勤先の社員さんの言いなりの奴隷みたいな感じで「一体どこの会社の社員なんだ」なんて思ってしまうわけですが、まぁそんな人と一緒に僕は働いています。

最近、リリースしたばかりのプロジェクトがありまして、リリース間近の時期にその奴隷さんが「sugarballさん、バージョン管理だけはしっかりしてくださいね。デグレなんておこった日には大損害ですから。そんなことになったら責任問題になってうんたらくんたら…」とクチを酸っぱくして言ってきます。

まぁバージョン管理をしっかりしないといけないのもわかりますが、このプロジェクトのソース管理方法が「共有サーバに最新版をアップロードし、その上で差分を日付毎のフォルダを作ってそこにアップロードする」という2006年のソフトウェア開発事情から考えたら正気の沙汰とは思えない方法で管理しています。しかも、開発言語はVBVC++です。せめてVSSを、と進言してもなしのつぶてでした。

で、毎回その奴隷さんから「デグレには気をつけて下さいもにょもにょもにょ」と言われるのもシャクだし、そんなミスの発生しやすい管理方法だけを使うのは非常に嫌だったので、僕個人は自分の開発環境でCVSを立ち上げて管理していたわけです。

どうしても奴隷さんは僕のバージョン管理が気になるようだったので、「ローカルでCVS使って管理してますよ」と伝えたところ、「いや、それでもHDDがクラッシュするかもしれないしうんたらくんたら」と言いがかりなのか何なのかよくわからない事を言ってきます。仕方がないので「ローカルのCVSのバージョン管理と、共有フォルダにアップロードで2通りの保管方法をしているので、ローカルかサーバのHDDのどちらがクラッシュしても問題ないですよ」と伝えても、どうにも腑に落ちない様子でした。

その数日後、現地に導入する日がやってきたのですが、動作検証でどうにも動かない。現地のメンバーが徹夜して、その奴隷さんも試験環境で調査したところ、その奴隷さんの作ったdllが古いバージョンだったのが原因でした。原因判明後、dllを最新のバージョンに差し替えると、正常に動作するようになりました。


えーと、もうね、アホかと。バカかと。常々バージョン管理に口うるさかったヤツが(以下略)

とまぁ、普通に愚痴を書いてしまいました。結局、何が言いたかったかというとSubversion使いたいw